子どもを連れて行ける市内のスポットの紹介をはじめ、子育て支援施設などもご案内します。
北近畿豊岡道青垣ICから約10分。静かな森を抜けると「FOREST DOOR -旧神楽小学校-」に到着します。ここは2017年に廃校になった小学校を改装した廃校利活用施設。「森の情報発信基地」をコンセプトに2019年、新たなスポットとしてオープンしました。施設内は兵庫県産木材がふんだんに使われ、木の香りや温かみが体感できるさまざまなサービスを提供しています。
当施設で大人気なのが「monoile Wood Toy Museum」。触って遊べる体感型のミュージアムですが、こどもの好奇心をくすぐる仕掛けが満載です。
どれも一見すると、どんな仕掛けになっているのかわからないものばかり。
実際に歯車を動かしてみると…あら不思議!まるで連結された車両のように、全てが
うまく連動しています。
一番奥の部屋では、ビー玉を使って遊ぶおもちゃがずらり。まるでピタゴラスイッチのような予測不可能な動きに、こどもも大人も大興奮!チカラの入れ加減が難しいゲームも多く、むしろ大人の方が真剣になるかもしれません。
森や木とのふれあいを「木育」と表現されるように、木のおもちゃは触っているだけで癒され、ぶつかり合う音、木の香りなど、そのすべてが五感を刺激します。電子機器やゲームなどで遊ぶより、自由な感性が広がっていくことでしょう。
こちらに展示してあるものはすべて丹波市在住の木工作家、吉竹さんが作ったもの。その評判はあっという間に広がり、今では市外から訪れる方も多く、特に夏休みは大賑わいで、入場制限が行われる日もあるほど。
土日祝日は作家さんも常駐しているので、ぜひ、その仕組みについて聞いてみてはいかがでしょうか?
そのほか施設内には、丹波産の木材の魅力伝えるショールーム、木工製品や小物を取りそろえたグッズショップも完備。季節ごとに内容が変わるワークショップや、クリスマス、ハロウィンなどのイベント展示も行っており、どの季節に訪れても違った楽しみ方が用意されています。
たくさん遊んでお腹が空いた後には、施設内にあるレストラン「ふむふむ」へ。丹波産の食材をふんだんに使った料理は栄養価も高くて大満足のお味。ランチプレートやミニうどんなど、お子様メニューが充実しているのも嬉しいですね。
校庭には一棟貸しのヴィラも完備。10名まで利用可能なので、2世代、3世代での宿泊も可能です。貸切で日帰りサウナも利用できるので、ドライブに疲れた汗を流せるのも嬉しいところ。
ノスタルジックな雰囲気はそのままに、自然と共に過ごせるフォレストドア。そこで過ごせば親も子も、いつもと違った思い出を作るでしょう。