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スポット情報

子どもを連れて行ける市内のスポットの紹介をはじめ、子育て支援施設などもご案内します。

氷上回廊 水分れフィールドミュージアム

住所
丹波市氷上町石生1155番地
電話番号
0795-82-5912
営業時間
10:00~17:00(最終入館16:30)
月曜日(祝日の場合は翌日休)・年末年始は休館
料金
大人210円・小中学生100円
※県内の小中学生はココロンカード提示で無料

触れて学ぶ、知的好奇心をくすぐる仕掛けの数々

本州に降り注いだ雨は太平洋(瀬戸内海)側と日本海側に分かれていきます。その境界を中央分水界といい、本州でもっとも低い場所が「水分れ(みわかれ)」と呼ばれる氷上町の石生エリアです。この水分れを中心に、瀬戸内海側から日本海側へと続く低地帯は「氷上回廊」と名付けられ、貴重な学びの資源にもなっています。
氷上回廊 水分れフィールドミュージアムは、地形をはじめ、生態系、歴史、文化など、氷上回廊を取り巻く森羅万象を紹介する小さな博物館。単に見るだけではなく、体験できる仕組みを取り入れています。館内で最初に目につく小さな砂場のような「体験ボックス」は、投影される映像に合わせて高低差を作り、周辺の地形を再現する人気コーナー。制限時間・採点があり、大人も夢中になること間違いなし。奥の展示室には、凹凸のある地球儀、取っ手を引っ張る引き出し式の展示、動植物の標本や剥製などが並んでいます。

気軽に立ち寄れる無料スペースと、季節で変わる企画展

「体験ボックス」を含む1階の水分れロビーと、企画展開催時以外の2階の交流ギャラリーは無料で利用可能。実在の地名が登場する「舟運すごろく」、立体的な「3D土器パズル」など、無料スペースにも触れて遊べる楽しいアイテムが充実しています。また、「水分れ鏡池」とも言われる千代田池を眼下に望むベンチは特等席。美しい風景を観ることができます。
季節ごとに企画展が開催され、特に夏は子ども向けの内容が中心。例えば虫の展示を見た後に専門家と昆虫採集へ出掛けるなど、ワークショップと絡めれば、さらに好奇心や探求心が育まれそうです。春・秋の企画展は約1ヶ月間、無料で公開しています。