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スポット情報

子どもを連れて行ける市内のスポットの紹介をはじめ、子育て支援施設などもご案内します。

認定こども園みつみ

住所
丹波市山南町谷川1124 ≫google map
電話番号
0795-77-0091
WEBサイト
https://www.yoiko-net.jp/1323/top/

認定こども園みつみは、丹波市山南地域に位置し、JR加古川線久下村駅より徒歩10分。豊かな自然に囲まれ、山南住民センターや「ちーたんの館」のほか、様々な施設や企業が周辺にあります。

平成22年4月に、周辺3校区の公立幼稚園を再統合し「幼保連携型こども園みつみ」として幼児教育・保育を実施、令和5年7月現在合計147名の児童が在園しています。

広々とした廊下に、それぞれの年齢別のお部屋があります。教室の中で隣のクラスと繋がっているなど、交流もしやすい作りです。

異年齢交流で育ち合う風景

この日は園の夏まつり。5歳児が中心となり縁日の内容を考えて、0歳児から4歳児のお客様を案内します。

出店コーナーでは、魚釣りやヨーヨーにはしゃぐ1~3歳児さん。しかし、思ったようにはなかなかうまくいかない様子に5歳児さんがお手本を見せたり、手を添えてお手伝いをしてあげたりする頼もしい姿も見られました。

また、別の部屋では、5歳児さんたちがそれぞれテーマを決めた出し物を披露しました。
2ヶ月前に遠足で行った城崎マリンワールドでの体験をもとに表現。「イルカショー」は大きな木の積み木で水槽が作られ、綺麗に並べられた椅子が観客席。大きな声のアナウンスに、大きなジャンプや大胆な動きを表現するイルカさんたち。見ているみんなも大はしゃぎで楽しんでいました。

「すいぞくかんやしき」では、ダンボールで作られた水槽にカラフルな海の生き物がたくさん。指で表現されたチンアナゴやストローと袋で作られたフグ、想像豊かで様々な工夫がほどこされており驚きの連続でした。

認定こども園みつみでは、登園から10時までは自分の好きな場所で、好きなことをする「なかよしタイム」が設けられています。クラスも年齢も関係なく、小さな子はお兄ちゃんお姉ちゃんを見て、自分の「やってみたい」にチャレンジする意欲を抱き、また大きな子は小さな子の面倒をみて思いやりの気持ちが自然と育まれているようです。縦割り保育は積極的に取り組まれており、年齢関係なくお互いに様々な能力を育む大切な場になっています。

環境を生かして心身ともに育む豊かな保育

子どもたちの最近のブームは、夏ならではの遊び、虫捕り。大きなペットボトルで手作りされた虫かごが並び、とても楽しそうに「これが、僕のむしかご!」と話しかけてきてくれました。園内ではたくさんの虫かごがあり、かぶとむしやすずむしなど様々な虫たちに出会えます。田んぼや山に囲まれた環境ならではの遊びにとてもうれしそうな子どもたちでした。

広々とした園庭。夏のお花が育てられ、その奥には大きな畑がありました。今年は夏野菜を収穫し、カレークッキングを行う予定だそうです。コロナの影響で近年ではできなかったことが少しずつ緩和され、子どもたちも新しいことにたくさんチャレンジする機会が増えています。

鼓笛も取り入れており、3歳児さん以上から年に8回、また5歳児さんになると運動会でお披露目。様々な楽器に触れる機会があるのはとても貴重ですね。

こちらは大きなお遊戯室。行事などもこちらで行われ、広々とした空間が印象的でした。
気になったのが隅においてあった運動用具。認定こども園みつみでは「安田式」の運動も取り入れています。雨の日でも運動用具を使ってお遊戯室で体を動かすことができ、子どもたちにとってもうれしい環境です。

またサッカー運動も取り入れられており、外部から指導にも来られています。
さまざまな体験が小さなときからできるのはうれしいですね。

認定こども園みつみでは、保育の方針としてこどもたちの主体性をとても大切にしています。
基本理念は「みとめあい、たかめあい、そだちあう」
子どもたち自身で考え、お互いに認め合う、そして成長する。先生たちも自分たちが指示をするのではなく、まずこどもたちの話や意見をしっかりと聞き、疑問を問いかけ、子どもたち自身が考えて試すということを意識されています。

大きな給食室では、調理師さんたちが作ってくれる姿も見られます。
今日は「焼きそば」など、夏祭りにちなんだメニュー。メニュー構成は園の栄養士さんが考えられています。
栄養バランスがわかりやすく表示されており、楽しく覚えることができそうです。

おもちゃも充実した子育て支援室

こちらのお部屋は「子育て支援室」。週に一回未就学児に開放しており、おもちゃなども充実しています。入園前に「こども園の雰囲気に触れることができる」と、入園後もイメージがつきやすく、安心です。こちらをご利用の際は、園に登録していただくと、毎月イベントのお知らせがお手紙で届きます。


年長さんになると年に数回、それぞれが通う小学校へ見学に行き、小学校での生活に胸を膨らませます。小学校との連携もできており、自分が小学生になるイメージがつくのも、安心感につながります。

主体性、こどもたちの個性をしっかりのばしてくれる認定こども園みつみ。
小さなときから様々な経験ができ、自分の「好き」に出会える場になるのではないでしょうか。

入園を考えられている方は一度、子育て支援室をご利用ください。