子どもを連れて行ける市内のスポットの紹介をはじめ、子育て支援施設などもご案内します。
丹波市健康センターミルネ2階 子育て世代包括支援センター
丹波市では出産を控えたご夫婦を対象に「パパママ教室」を開催しています。これからはじまる赤ちゃんとの生活をご夫婦で安心してスタートしていただけるように、保健師、助産師、栄養士、保育士などの専門家の話を聞くことができます。
妊娠中・産後のお母さんの体や心の変化、食生活のことや、赤ちゃんとの過ごし方などの講義のほか、赤ちゃん人形を使った沐浴や着替え、抱っこ体験、お父さん・お母さん同士の交流を行っています。
助産師が、妊婦のこころとからだについてわかりやすくお伝えします。妊娠すると、お母さんの体は出産に向けて準備を始めます。女性ホルモンが分泌され、さまざまな変化が起こります。マイナートラブルとして、便秘、口内環境の変化で虫歯になりやすい、初期の倦怠感や眠気等があります。
産前産後のお母さんはそういった体の変化から、イライラしてしまうこともあります。ストレスを溜め込まず、話を聞いてもらえるような環境づくりをしておくことが大事です。お互いに尊敬し、協力して子育てに向きあえる理想の関係を作るために、パパママ教室では、お母さんだけでなくお父さんも、妊娠中と産後の体とこころの変化について学びを深めます。
妊産婦のための食生活指針10項目をもとに、食事でとれる必要な栄養素を、栄養士が分かりやすく説明します。妊娠中に積極的にとりたい栄養や、注意が必要な食品のこと、適切な栄養バランスの考え方について学びます。
また食育SATシステム(実物大のフードモデルを活用した体験型栄養教育システム)を使って、食事の栄養バランスを5段階で評価し、実際の献立を考える体験ができます。
出産後、お世話をする時になってあたふたすることの一つが沐浴です。沐浴体験の場面では、助産師による説明を聞き、沐浴のお手本を見ます。その後、夫婦ごとにテーブルに分かれ沐浴体験をします。
うまくいかないことがあっても、サポート役の保健師に何でも聞くことができます。沐浴に必要なものや、産後に用意しておくとよいもの等、赤ちゃん用品の展示もあります。
保育士から赤ちゃんとの生活やスキンシップになる遊びについて学びます。赤ちゃんとのふれあい遊びを実演するほか、おすすめの絵本なども紹介。赤ちゃんはお父さんとお母さんの笑顔で居心地の良さや安心感を得ます。眠くなったら眠らせてくれる、お腹が空いたらおっぱいやミルクをくれる。赤ちゃんにとって、自分の要望に一つ一つ応えてくれる経験が安心につながります。
お父さんとお母さん、それぞれの小グループに分かれ、パパママ教室を受けてそれぞれ感じたこと、思ったことを話し合います。不安なことを分かち合い、質問ができるのも、パパママ教室ならではです。参加された方の声として、「初産で出産・子育てに不安がありましたが、専門家の方に話を聞いて夫婦で安心することができた。」「他の妊婦さんとも同じ悩みを共有できて、ホッとすることができた」と感想がありました。
参加費は無料の完全予約制で、臨月を迎えるまでの妊婦さんご夫婦が対象です。初産の方だけでなく、2人目以降の妊婦の方も大歓迎。参加の申し込み・お問い合わせは下記のフォームから、実施日の一週間前まで受け付けています、お気軽にご参加・お問い合わせください。
【パパママ教室】
対象:市内に住民登録している妊婦
場所:丹波市健康センターミルネ 2階
持ち物:母子健康手帳
完全予約制 定員:8名
日時・申し込み・問い合わせはこちらから
https://www.city.tamba.lg.jp/soshiki/kenkoka/gyomuannai/9/1/1491.html
上記URLからのお申し込みも可能