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スポット情報

子どもを連れて行ける市内のスポットの紹介をはじめ、子育て支援施設などもご案内します。

丹波市立中央図書館

住所
丹波市氷上町常楽233番地 ≫google map
電話番号
0795-82-7100
WEBサイト
https://www.city.tamba.lg.jp/soshiki/shakaikyoikubunkazaika/gyomuannai/5/3/3/1444.html

こどもの想像力を広げる絵本の読み聞かせおはなし会

丹波市には現在6つの図書館がありますが、今回ご紹介するのは一番規模の大きい中央図書館です。広々とした館内には10万冊以上の図書が並び、ゆったりと読書を楽しむことができます。
児童書エリアも大きく配置されており、蔵書の数はおよそ2万5,000冊。季節やイベントごとに本のディスプレイを変え、こども達も自然に四季を意識できるように工夫がされています。

こども向けイベントとして、開館から30年続いているのが絵本の読み聞かせをする「おはなし会」。中央図書館ではボランティアグループによる幼児向けのものと、図書館職員による幼児〜小学校低学年向けの2種類があり、どちらも予約不要で自由に参加することができます。
「おはなしの部屋」と名前のついた小部屋で、およそ30分間の読み聞かせが行われます。

読み聞かせの絵本の種類はさまざまですが、6月なら雨、12月ならクリスマスの話など、できるだけその季節に合ったものを選んでいます。
絵本の読み聞かせは、こどもの言語能力や想像力、共感力などの成長を促すとも言われているので、ぜひ積極的に利用したいですね。
「おはなし会」のスケジュールについては直接図書館へお問合せを。

ご存知ですか?”ブックスタート”

丹波市の取り組みのひとつ「ブックスタート」をご存知ですか?そもそもブックスタートはイギリスで始まった、地域で子育てを応援していく運動です。健診のタイミングで絵本を手渡し、「赤ちゃんと保護者が絵本を通して楽しい時間を分かち合うこと」を目的としています。
丹波市でもこれに倣い、4ヶ月健診時に絵本をプレゼント。まだ絵本の内容を理解できなくても、絵本を読む優しい声に、赤ちゃんはきっと深い愛情を感じることでしょう。

絵本は世代を超えた親子のコミュニケーションツール

図書館の絵本コーナーを見ると、自分がこどもの頃に読んだ本が並んでいて、思わず「懐かしい...」とつぶやくことがあります。
例えば、ぐりとぐら、はらぺこあおむし、ノンタンシリーズなど、名作と言われるものは世代を超えて、長く愛されているのがわかります。
ぜひ懐かしい絵本を手にとって、親子で楽しんでみてください。懐かしさとともに新たな発見に気づき、お子さまとの貴重な時間をすごすコミュニケーションツールになるでしょう。

近年、若者の読書離れが懸念されていますが、小さい頃から絵本に親しんでいたり、図書館通いをしていたりすると、大きくなってからも本に対して愛着を持つようになります。
もっと気軽に、もっと身近に、図書館を利用してみてはいかがでしょうか。