毎回大人気！親子で楽しめるパン作り教室

丹波市内に６か所ある子育て学習センターですが、今回はグループ活動が盛んな「青垣子育て学習センター」をご紹介します。

当センターでは毎月様々なイベントを企画しており、メインテーマである子育て相談会はもちろん、親子で楽しめる「ものづくり」が好評です。
今回は人気企画のひとつでもあるパン教室「ぱんぱぱんサークル」にお邪魔しました。

参加するのは３才くらいまでのお子様とその保護者。広々とした和室で行うので、小さなお子様も安心です。
早速、先生が用意してきたパン生地が配られ、バターを溶かしながら生地を伸ばしていきます。

「手を使うことは脳への良い刺激となるので、遊びながら取り組むのがいいんですよ」と先生からのアドバイス。
子どもたちにとってパン生地は、粘土のような柔らかさが面白いようでご満悦。保護者の方からも「パン作りは家ではできないので嬉しいですね」との言葉が。
もちろん親子のコミュニケーションとしても楽しめますね。

移住者にはハードル高い？最初の一歩は勇気を持って踏み出そう

一時発酵させる20分間は休憩タイム。

子どもたちはおもちゃで遊んだり、プレイルームに移動したりと自由に楽しみます。
保護者の皆さんは情報交換とおしゃべりタイム。
そこで少しお話を伺うと…

「私は移住者なのでこういう施設があるのは知ってたけど、最初は利用するのにハードルが高かったですね」

「私は地元民だけど知らなかった（笑）移住者の方が詳しいみたいですね」

そんな声を聞かせてくれました。


日中親子で過ごしていると、なかなか外部とのつながりを持てず孤立してしまうという人も。

そんな方に向けてセンター職員からはこんなアドバイスをいただきました。

「最初の一歩を踏み出すのは緊張するけど、利用者さんはみんな優しいですし、キッズルームも気軽に使えます。いきなりグループ活動はハードルが高いと思うので、まずは月一回開催の子育て相談会に参加してもらえたら。毎月異なるテーマで開催してるのでリピーターさんも多いですよ」

パン作りはいよいよ後半戦。

今回はハロウィンのデザインに仕上げるため生地を成形していきます。
かぼちゃペーストを中に挟んでくるくる巻いて、ジャック・オ・ランタンの顔作り。
見本はありますが、自由なデザインももちろんOKです。

そこまでできたらあとはパンを焼くだけ。
先生とスタッフがパンを預かり、調理室で焼き上げたら…出来上がり！

その場でパンの試食会がスタートです。
「可愛いね！」
「おいしいね！」
「上手にできたね！」
みんなで褒め合いながら楽しく美味しいパン教室は無事終了。

自分の手でこねたパンは、いつものパンとは違う味わいと、また親子の思い出にもなるでしょう。

もっと気軽に「先輩たち」を頼ってみよう

青垣子育て学習センターは、青垣住民センターの２階にありますが、施設の１階には図書館があり、外には広い公園があります。
雨の日でも晴れの日でも楽しめるので、ぜひ気軽に立ち寄ってみましょう。

また、子育て学習センターには職員の他にピアサポーターと呼ばれるスタッフもいて、子育てについての相談はもちろん、学習センターの利用についてもフォローしてくれる心強い存在。
ほとんどの方が過去に自身の子育てで、学習センターを利用した「先輩」なので、職員同様、気軽に声をかけてみてくださいね。